教習所、自動車学校に通おうと思うけどどこにしようか迷っている人、何を基準に選んだら良いか分からないなんて思っていませんか?
家から近い所?サービスの手厚さ?料金で選ぶ?口コミを重視する?
人によって何を重視するかは様々だと思います。
教習所選びに大事なのは2つのみ!
通学のしやすさと料金
どこの教習所を選らんでも変わらない事
教習内容
教習所で学ぶ技能、学科内容は全国一律で決められています。
誰もがバックやS字・クランクコースの練習をしますし、数多ある交通標識の意味もみんな抜けなく勉強します。
もし、赤信号の意味は【東京都では止まれ、群馬県では進め】のように都道府県別でバラバラだとしたら大変なことになりますよね。
教習時限数
技能教習に必要な時限数は最短でMT免許は34時限、AT免許は31時限です。
学科教習は1段階で10学科、2段階で16学科の勉強が必要となります。
ただし、技能教習は最短時限で修了しなかった場合は時限数の延長があります。
すでに他の運転免許証を持っている場合は所持免許の種類に応じて最短時限数は変わってきます。
どんなに運転のセンスがあったとしても、諸事情あり2回目の運転免許証を取ろうとしている人も決められた時限数は教習を行わなければいけません。
指導員の質
全国どこの教習所でも優しい、厳しいと言われる指導員はいます。
指導員の良し悪しは人によって感じ方が様々で合う合わないもあると思いますので、一度教習を受けてみてどうしても合わないと感じたら受付に申し出て担当から外してもらえばいいです。
教習所によって好きな指導員を指名できる所と指名できない所とありますが、合わない指導員を自分の教習に当たらないように申し出をすることは大体どこの教習所でもできます。
昔と違い頭ごなしに怒るなんてことはありません。もし、理由もなく怒ったり、指導員の気分で感情的に怒っているようなら教習指導員失格です。そんな人に教えてもらう事なんて何もありません即刻受付に申し出ましょう。
教習車、教習コース
使用される教習車は大体経営者の趣味趣向で選ばれていて、乗り心地や操作のしやすさを気にしている所は少ないと思います。
公安委員会が設定した基準に満たされていれば何でも良いのです。ホームページでBMWで教習をやります!プリウスを導入しました!と謳っている所は教習車そのものが高価でその分教習料金に上乗せされているかもしれませんよ。
教習コースも道幅や長さ、カーブの角度まで様々な細かい基準が設けられています。少しでもコースの改修や修理を行うと公安委員会からチェックが必要になる程です。
ただ、大型免許や中型免許の教習を取り扱っている所は敷地が広かったり、都会と田舎では路上を走る際の交通環境が全然違いますので気になるようなら下調べをしましょう。
口コミ
口コミの半分は私怨と言っても過言ではないでしょう。施設の良し悪しならまだしも指導員の事を書いているほとんどは悪口で教習生自身に落ち度があった可能性もあります。ただし、上記で書いた通り一定数自分と合わない指導員は存在します。
信じるも信じないも自己判断ですので参考程度に見てもらえれば良いと思います。
教習所を選ぶ2つのポイント
通学のしやすさ
通学が面倒くさいと教習に対するモチベーションが維持できなくなります。
自宅、学校、会社からどのような手段で通学するのか考えてみましょう。
徒歩、自転車、原付、送迎バス、タクシーなどなど一番通うのに面倒くさくならない方法を選びましょう。
教習所によって通学手段も様々なサービスが用意されています。
・高校と教習所を行き来する送迎バスがある。
・最寄りの駅から通学分のタクシー券が貰える。
・自宅まで個別送迎をしてくれる。 etc…
最短で卒業するとしても約3週間は教習所に通わなければいけません。
電車を乗り継いだり、自転車で1時間かけて通う教習生もいましたが、教習所に来るだけで疲れてしまいます。そんな状態で学科を受けようものならばボーーっとして次第に眠りにつきそして怒られてしまう...なんて事にならないようにしましょう。
私が学生の時に通っていた教習所は自宅から自転車で5分の所でした。距離的な話で言えば近くて良かったのですが、大学から帰ってきて準備してまた家を出て教習所へ行くのは意外と面倒くさかった記憶があります。
今思えば大学の近くの教習所は大学と教習所間で送迎バスが出ていたのでそちらの方が通いやすかったのかなと思います。
料金
教習所に支払う料金は決して安いものではありません。
学ぶ内容が全国どこでも同じならば少しでも安い所を探してください。
通学の場合は教習所に払う総額は約25~35万円ほどです。
料金の内訳は、入所料金、技能教習料、各種検定料、卒業証明書発行料などです。
合宿の場合は上記に宿泊代、食事代など含めて総額約18万円~35万円ほどです。
これに+αでオプション料金、補修料金、延長料金、運転免許試験場での各種手数料などが別途かかります。
教習所には繁忙期と閑散期があり料金に差が出てくることがあります。
教習所周辺の世帯年収によっても価格が変わってくるそうで、世帯年収が高い地域は料金が高めに設定されていたりもします。
1年中何かしらのキャンペーン割引もやっているのでそれも活用しましょう。
【時期・時間限定】→昼割、夏割、冬割
【何日前から入校】→早得割、早期割
【友達関連】→紹介割、グループ割
【学生・女性限定】→生協割、レディースプラン etc…
忘れてはいけないのが交通費+生活費です。
通学の場合交通費は基本出ません、各教習所で送迎バスなどを利用しましょう。
合宿の場合交通費は総額の料金に含まれていることが多いですが、教習所周辺施設を利用する場合や昼食、夜食が付いてないプランなど生活費が別途かかる場合があります。
最後に
各教習所では様々なサービスを行っていたりします。マック500円券が貰えたり、食べ放題が付いていたり、温泉に入れたりするなんて所もあります。
しかし、500円券貰うより大本の料金で何万円か安い教習所を選んだ方がお得だと思いませんか?あまり本来の教習とは関係のないオマケに誘われて選ぶのはオススメしません。
また、各々の事情により中々教習所へ足を運べなくなってその内に通うこと自体が億劫になり最終的に退学してしまう人も少なくありません。学校や仕事の帰りについでに立ち寄って気軽に教習を行うことも大事です。
もしかしたら自分が住んでいる所在地によっては教習所選びに選択肢が少なかったり限られている人もいるかもしれませんが、多くの人にとっては一生に一度の教習所選びで失敗しないように下調べと比較を十分にしてみてください。
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